当団体代表が事務局長、副代表がアドバイザーをつとめる「多古城郭保存活用会」は中世城郭の保存だけではない、文化財(中世城郭)としての活用も積極的に策する民間団体として、その意思表示としての活用という言葉を団体名称に入れた日本最初の団体と思われます。多古城郭保存活用会は内外の有志で5年前に結成されましたが、結成後、当団体副代表の山城ガールむつみのオリジナルデザインによる御城印を町内15のお城で発行し、「日本一の御城印のまち・多古」の構築や千葉県勢初となるお城EXPOへの参加、お城の整備と遺構の新たな発見を組み合わせながら行う実践活動である「日本初のお城開き」の実施、今や千葉県の中世城郭巡りのバスツアーの代名詞ともなっている「山城ガールむつみのガタゴトバスツアー」の最初の挙行場所の対象となるなど、日本有数の城郭県である千葉県の中でも、その実践力と行動力には定評のある団体であります。また、今冬は当団体が主催する「椿の海サミット2024」においても、旭市、匝瑳市、東庄町との連携を策し、後援を行っていただけるなど、多古町にとどまらない広域連携にも積極的であり、まさに千葉県だけではなく、日本を代表する中世城郭の保存活用団体と言えましょう。 今般この活動の内容が、3月3日付の日本経済新聞全国版の「STYLE」の山城特集の記事として下記の通り、紹介されました。同紙面上には、あの年間約20万に近い人々が訪問するという兵庫県朝来市の天空の城、竹田城も掲載されています。多古城郭保存活用会の活動は、この竹田城のトピックスに同格として記事上扱われており、多古町の城郭と多古城郭保存活用会の活動に対する大いなる可能性を日本経済新聞が感じているものと評価出来ましょう。当団体としては、この期待を裏切ることのないように、多古町のお城のさらなる磨き上げに協力してまいりたいと考えております。