当団体代表が事務局長、副代表がアドバイザーをつとめる多古城郭保存活用会は毎年秋口にお城開きを行い、全国の城郭ファンの助力を得て、町内の城郭の整備を行っています。本年はこの行事が11月4日(月 祝日)に町内の並木城で行われました。
 当日は好天にも恵まれ、順調に整備も進み、従来は藪が覆い判然としていなかった並木城の南東側の先端部分までの刈り入れ整備が行われ、従来の縄張り図では不明確であった先端部の土塁が新たに見出されるとともに、100メートル以上続く、主郭を守る空堀と土塁の状況が明確に見学できるようになり、その光景は圧巻の一語に尽きる景観となりました。
 現在多古町では「多古町15城お城めぐりデジタルスタンプラリー」が開催されています。

https://takojokaku.jp/takojokaku_stamprally2024.html

このデジタルスタンプラリーに参加するに合わせて、並木城の新たな景観をご堪能いただければと考えます。 なお、当日のお城開きの状況は下記の通り、千葉日報紙に11月5日㈫に記事として掲載されました。

2024年11月5日 千葉日報地方統合版
お城開き整備状況1
お城開き整備状況2
お城開き整備後の郭、奥に新たに見出された土塁が見える。